◯◯、再発見!創業者インタビュー 〜CAKE SHOP FAVORI〜

※2024年6月時点での情報です

長与町・時津町内で創業された3名をインタビュー!|
今回は、CAKE SHOP FAVORIの野茂 和弘さん(2018年創業塾受講者)にお話をお伺いしました。

【住所】長崎県西彼杵郡長与町吉無田郷24-1
【営業時間】10:30~19:00
【定休日】Instagramをご確認ください
【ホームページ】:https://lit.link/cakeshopfavori
【Instagram】cakeshopfavori
※2024年6日時点での情報です

経歴

福岡県の専門学校を創業後、老舗有名洋菓子店に就職。フランスでの勤務を経て、2018年に「CAKE SHOP FAVORI」を開業。

「FAVORI(ファボリ)」は、フランス語で”お気に入り”という意味。

トリュフチョコレートなどの名品を求め、バレンタインやクリスマスなどのイベント時には店頭に行列ができるなど、町内外問わず人気を集めている。

創業前にまずは商工会へ相談に行きました。まだ店舗の場所さえ決まっていない状況でしたが、創業に向けて不明な点は相談するようにしていました。創業塾も受講し、開業届などの書類関係や経理をはじめ、お店のPR方法などイチから勉強しました。

創業に向けての場所選びです。長崎市や大村市など、70件以上の物件を自分の足で見に行きました。現在の場所には当時別のテナントが入居していましたが、何度も見に行っていたところ、ある日退去していることに気づき、不動産屋に問い合わせ、借りることができました。自分の足で探し続けていたからこその出会いだと思っています。

経理関係は商工会の会計ソフトを利用しているほか、確定申告や従業員の労働保険についてもサポートを受けています。

また、小規模事業者持続化補助金を活用し、生産性向上のための機械の導入と、ギフト用の新しいパッケージやリーフレットの制作をおこないました。 昨年は福岡での商談会の見学や、駅ビルでの商品販売なども、商工会を通して取り組みました。

創業塾を受講したことです。当時の受講者とは今でも繋がっています。業種や業界もバラバラですが、状況が違うからこそ相談できるような仲間がいることは大きかったです。

今思うと、売上の数字に囚われすぎていたのかもしれません。この利益の残し方をもう少し考えながらできていたら、と思います。

これからの時代は大きく商売をしていく時代ではないように感じています。僕たちの商品は嗜好品なので、人手や物価の問題も含め、どうやって利益を出していくか、それを考えて動く人が残っていくのではないかと頭に入れながらも、実行するのはなかなか難しいです。

まずは動くことです。決断して、すぐに実行する。

創業して6年目、地域のみなさまをはじめ、たくさんのお客様に支えていただいています。情報が溢れている中、飽きられないように、常に新しい商品やディスプレイについて考えています。

自分が楽しんでいないと、お客様を笑顔にできません。それは家族も同じで、身近な人を笑顔にできない限りはお客様も笑顔にできない。なので、あまり苦しいと思わず、どうやって乗り越えようか、というように考えるようにしています。

なお、令和6年7月20日(土)・27日(土)には、【西そのぎ商工会創業塾2024】が開催されます!
創業をお考えの方、創業して間もない方にぴったりのセミナーですので、
くわしくは創業塾公式ホームページをご覧ください!

関連記事