令和5年11月に新たに就任した山上 広信・時津町長は、西そのぎ商工会発行の情報誌「うぉっちんぐ」の前身に当たる時津町商工会の情報誌「さば Ça va」の創刊号(2000年1月1日発行)から広報委員として関わりがあり、SNSが無い時代の情報発信の手段の一つとして「時津に興味を持って好きになってもらいたい」という気持ちで内容を考えていたといいます。
そんな山上町長に、うぉっちんぐ探偵団がインタビューしてきました!
情報誌を作る中で思い出に残っている記事は?
気になった事を調査し、住民の方に時津を知ってもらおうという趣旨で色んな場所へ取材に行った「さば探偵団」の記事です。
時津川の源流を探してみたり、鯖くさらかし岩の所まで登ってみたり、船を借りてスナメリを探しに行ってみたりと、記事のネタを探すのは大変でしたが、商店街の活性化の為にも町を取材して回ったのは良い思い出です。
子どもの頃の夢は?
小学生まではパイロットになるのが夢でした。その後はガラス工芸等のものづくりをする芸術家。もしかしたら、何かを作ることを極めたいという思いが、街づくりにも繋がっているのかもしれませんね。
町長としての1日のスケジュールは?
朝は8時30分までに登庁、8時45分から打ち合わせ、そこから定時の17時30分まで各課からの決裁確認、政策判断に関する協議などを行っています。ほとんどを町長室で行っているため、住民の方との交流がなかなかできないのが今の悩みです。
町長になろうと考えたきっかけは?
商工会青年部の部長として夏祭り等の企画に関わり、行政に対して意見を伝えていたのですが、現場の声はなかなか届かないと感じる事が。それなら議員として町づくりに関わっていった方が良いのではないかと思う様になりました。
議員になってからも、人との出会いや結びつきに支えられ、その恩返しをしたいという気持ちで町長になろうと決意しました。
これからチャレンジしたい事は?
まちづくりはひとづくり、という事を念頭に置いて、まずは、政策として挙げていたことをしっかりと実行していきたいです。
町長を目指す子どもにアドバイスはありますか?
まずは多くの人と出会う事です。多くの人に会って、多くの出会いを蓄積していく。住民の方全ての広い意見を聞くためにも、いろんな繋がりが必要になります。
After the interview.
山上町長の親しみやすい人柄が感じられるエピソードが次から次へと飛び出し、終始笑顔での楽しいインタビューとなりました。
山上町長も制作に関わっていた商工会の広報誌には他にも、町の人に聞いて作った独自の「うまいもんランキング」など、今でも気になる記事がたくさん。過去の広報誌は全てアーカイブに残っていますので、ぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?